ロスカットの仕組みを知ろう

なぜ損失が出てしまうのか

簡単に説明すると、有効証拠金が必要証拠金を下回った時に、ポジションを決済するシステムをロスカットと言います。
ロスカットをすると大きな損失を防げますが、ほとんどの証拠金を失うリスクがあるので、油断しないでください。
ちなみにFX会社によって、ロスカットのルールが変わります。
証拠金維持率が100パーセント以下になった時に発動されたり、証拠金清算割合が100パーセント以上になった時に発動したりするところが多く、事前に確認し、それも踏まえてFX会社を決めるのがおすすめです。

ちなみにロスカットは、発動されない場合があります。
特に急激に相場が変動した時や、週明けに価格が大きく変わった時はロスカットが間に合わないと覚えておきましょう。

対策方法があるから安心

単純にロスカットが起こる前に証拠金を増やすと、ロスカットの発動を避けられます。
これが手っ取り早い対策ですが、適当に証拠金を追加しないでください。
FXで相場が一方に動いている時は、それがしばらく続きます。
その時に証拠金を増やすと、ロスカットのリスクが再び高まってしまいます。
そしてロスカットが発動すると、これまでに入れていた証拠金と、新しく増やした証拠金の2つを失うので、大きな損失へと繋がります。

さらにリスクを抑えるためには、損切りをしてください。
損切りをすると損失が出ることが確実になるので、抵抗を感じる人がいます。
しかしロスカットした時よりも損失が少ないケースが多く、被害を最小限に食い止められるでしょう。


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